「さん」付けするかの境目

同じ職種の人を「さん」付けすることってよくあると思う。

例えば、芸能界。私たち一般の視聴者は木村拓哉のことを「キムタク」って呼ぶけど、俳優・女優たちは「木村さん」と呼んでいるはず。

 

音楽もそう。秦基博って自分たちが呼んでるところに、音楽を仕事にしている人たちは「秦さん」と呼ぶだろう。


この境目はなんだろう。

 

同じ職種の人を「さん付け」するというのは自分をその職種と認めているということだと思う。

 

俳優・女優の卵はテレビに少しでも顔を出すようになったら、先輩の俳優・女優をさんづけするだろう。テレビ界はどこで誰と誰が繋がっているかわからないし。失礼が伝わってしまうかもしれない。

 

最近はyoutubeでその傾向が顕著に思える。ヒカル、はじめしゃちょー、水溜りボンド。私たちは普通に呼んでいるけれど、youtubeに出ている人はさん付けしている人もいる。

それは自分がその世界で仕事をしていると認めた瞬間だと思う。

数学を一つ完璧にする。すると次が楽になる。次が完璧になる。そのまた次が楽になる。

勉強はつまずくと続かなくなることがよくある。でも勉強は流れ、一つのカテゴリーだけを集中して勉強して最強にしてあげるのもいいかもしれない。

例えば、因数分解。これだけはもう完璧になってやるってくらいに勉強する。練習問題も解きまくる。難問も見慣れるまでとく。

よし、因数分解は完璧だ。

まずこの時点で因数分解を解くのが楽しくなるし、ちょっと数学が楽しくなる。


すると、その後からどうだろう。

因数分解の次に学習する単元が楽になす。あれ、この文章題は因数分解の応用だ。少し新しいことを覚えたらできる。

 

この単元もかなりできるようになってきた。次に進む、あれ、これも意外とすんなり入れた。良い流れだ。


勉強が苦手な人は一つの単元をすごく強くしてみるのも良い方法かもしれない。

そしたらそのあとが楽になるから。